登山記録 by 児玉

登山、沢登り、山スキー、クライミング、アイスクライミングなどの国内・海外の自分の記録

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ビクトリア山(南峰3464m、北峰3388m)トラバース

ビクトリア山はレイクルイーズの正面に見える山で南峰(3464m)と北峰(3388m)がある。今回治郎さんと北峰から南峰へのトラバースをした。レイクルイーズから北峰へは北東リッジから登り、南峰へトラバースし南東リッジをアボットパスに降り、ファーマンレッジからレイクルイーズに戻った。

レイクルイーズ4:15-北峰10:00-南峰14:00-アボットパス16:30-レイクルイーズ21:00

8/18 晴れ 風やや強い
キャンモアを3時に出て一路レイクルイーズへ、駐車場4:15にスタート。湖畔をティーハウスまで行きそこから登山道があるのだが非常に分かり辛い。15分ほど行ったり来たりし発見。初めはトレースがある、その後雪/氷でクランポンを出す。今回軽量化のためハイキングシューズにクランポンという形をとった。しかしハイキングシューズでは柔らかいので傾斜の強い斜面やアイスでは踏ん張れない。何とかビクトリア山-コーリア山のコルに着く。
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向こうがビクトリア山、横に長い

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コーリア山

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ビクトリア山-コーリア山のコル

コルからビクトリア山北峰を目指す。最初は雪だが徐々にアイスの部分も出てくる。傾斜も強いのでこの靴ではかなり大変だ。雪の多いところを選んで登った。アシニボインの疲れがかなり残っていて足が重い。直ぐに疲れてしまう。それでも休みながら徐々に足を進めビクトリア北峰に到着。天気は良いが風が強く寒い。
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コルからはビクトリア北峰はそんなに遠くない、北峰から左にトラバースする

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もう直ぐ北峰

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北峰頂上

これから南峰へトラバースする。稜線上をトラバースするルートをその下をバイパスするルートがあるのだが、バイパスするルートも斜めっていてガレた岩がたくさん乗っていて所々に雪/アイスもあるので稜線上を行くことにした。稜線上はかなりアップダウンがある。一番問題は岩が非常にルーズで一見大丈夫そうな岩でも簡単に動いてしまう。どんな岩でも落ちる可能性がある。気が一秒たりとも抜けない。アップダウンの登り降り自体はⅣ級のグレーディングである。そして非常に長い。何度上へ下へ行ったことだろう。ロープをコンテでつないで進む、ちょっと難しいパートはビレイをする。ピトン類は殆どないのでカム/ナッツでプロテクションを取る。治郎さんはアルパインガイドを目指しているのでずーっとリードをしてくれる。疲れ果てた身には非常に助かる。
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途中大きなギャップがある。一箇所はクライムダウンで降りる。もう一箇所はラッペルで降りた。トラバースは反対側からもできるのでクライムダウンもできるのだろう。南峰に近づくがなかなか遠い。疲れもでてきて緊張が続かない。岩を持ち登ろうとするとグラッと、おおっと危ない。南峰は遠くから見ると急な雪/アイスが続いているように見えたが、岩をかなり使うことができ雪の部分はそんなに多くなくホッとした。2時丁度に到着!トラバースは長かった、疲れた。
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南峰はたくさん登られているのでルートも明確である。ここからは岩はそんなに脆くない。雪の部分はトレースもある。登り返しもあるが足が重くなかなか進まない。最後のちょっとガレた下りを終えアボットパスに4時半着。アボットハットで一休みする。
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アボットハットからはいくつか降りるルートがあるが、我々はレイクルイーズに車を置いてあるのでファーマンレッジルートで帰ることにしている。もう一つデストラップという氷河を行くルートがあるがこの時期クレバスが多く上からも氷河が落ちてくることもある。アボットパスからレイクルイーズ側に降りるがMt.リフロイ側を行く。ガレ場が延々続く。1時間半ほど行ったところであろうか、斜めった広いレッジの端にくる。この一番下の方に行き一段下に降り南に回りこむ。断崖絶壁の中断に2~5m程のレッジがあり1km程進む。ところどころにフィックスが張ってありロープを出すこともない。
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最後はガレた斜面の下りとなる。断崖が高いのでここも長い。足が疲れているのでかなり足にくる。本当に長いガレの下りが終わるとモレイン歩きとなる。遠くにレイクルイーズが見えるのだが、スケールが大きすぎてなかなか近づかない。1時間以上掛かったと思うがようやくレイクルイーズに続く氷河の川に着いた。ここを渡渉する。もう靴がきたないので靴のまま渡渉した。そしてレイクルイーズへ。今日は明るいうちに帰ることができた。9時ちょうどに到着。長い一日だったが、充実感もいっぱいだ。レイクルイーズは流石に人がまばらだ。昼間はいっぱいだったのだろう、今日は天気がよかった。
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